IHATOV 23SS
2023/02/05
IHATOV 23SS
こんにちは。
本日は、先シーズンにプロパー消化率100%という実績を叩き出した "IHATOV (イーハトーブ)" の23SSデリバリーが始まりましたのでお知らせいたします。
(当店では1ブランド数型だけ仕入れました〜的なバイイングはあまりしておらず、ある程度幅を取るようにしてあるので消化率100%はなかなか優秀だったと思います。)
まずはブランドの紹介をあらためて。
国内外のコレクションブランド、ヴィンテージショップで多彩な経験を詰んだTakushi Matsumoto、 国内デザイナーズブランドで長年に渡り生産に携わってきたYuji Funata、 広告代理店でクリエイティブ業務に携わってきたFumiaki Shimohigashiの3人がデザインを手がける。
ジャンルやバックボーンの異なる3人が集まることで、日常服を多角的なアプローチで再構築。
既成概念にとらわれないクリエイションを活かしたアイテムを提案している。
洋服作りそのものに対するこだわりも強く、生地や縫製などの生産は全て日本で行っている。
今回届いたのは2型。
まずは"READING DRESS SHIRTS" 。
入荷と同時にSAXが売れてしまった為、WHITE と BEIGE のみの展開です。
90年代カリフォルニアのストリートと80年代日本のモードを融合させ、製作されたシャツ。
実際に触れると分かりますが、ハッキリ言ってめちゃくちゃ良い生地使っています。
サラサラとした肌触りに滑らかで美しい光沢、適度な厚みによるハリ感。
通常ではカジュアルなシルエット・ディティールのシャツにのせる生地じゃないかもしれません。
スタンドカラーにもなる襟。
大きなフラップポケット。
ただポケット自体はパッチポケットではなく、よくあるミリタリーシャツ、ワークシャツのそれとはまた違ったルックス。
そして今シーズンの他のアイテムにも取り入れられている、アーチ状の背中の切り替え。
ポストモダンを想起させるバックスタイル。
デザイナー曰く、"かっこいい人"と思われる背中ではなく"雰囲気がある人"と感じさせる背中。
ストリートのエッセンスを反映させながら、どこか上品でインテリ。
文化人のようなニオイが感じられる1枚です。
続きまして、気が早いですがプリントT。
ブランドのグラフィックをボディと同色にて背中にプリントしたTシャツ。
僕はブランドがつくるプリントTを結構大事に思っていて、できる限り仕入れていきたいなと思っています。
正直なところお店側の商売的には重要度は低かったりするのですが。
ブランドのことを理解したり、伝えたりするときにとても必要なピースだと考えています。
グラフィックやプリントにはそのブランドの思想や意図、ブランドのシーズンテーマが内包されていて、
服を作る前にまずグラフィックからつくる、というブランドも少なくありません。
詳細は興味があれば店頭なり連絡なりで聞いてほしいと思いますが、このグラフィックには
かつて日本人が世の中を良くしていこうとしていた頃の時代背景と空気感が反映されています。
そういうのいいね、って方は是非手に取ってみてください。
最後に着用写真を。
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